これで一連のレコ発ラッシュも一段落。満員御礼、ありがとう!
『必殺イチゴパンチ』はもう聴いていただけましたでしょうか?
アクが強いPOPな曲で、ある意味ではRose&Rosaryらしい、
またある意味ではRose&Rosaryらしからぬはじけっぷりが楽しめると思います。
そもそもRose&Rosaryってインスト曲や、アレンジ、他者への楽曲提供を中心に
はじめたユニットで、曲調にはこだわりのない音楽屋さんでしたので、
この『聖地☆秋葉原バトルロイヤル』ではまさに原点回帰といったかんじです。
春日萌花さんの楽曲もウチのユニットで制作していますが、とてもよかったなぁ。
とってもかわいいのはもちろんのこと、パフォーマンスもぐんぐん良くなって、
我が子の成長を見守るお父さんのような心境になりました。
っつーか、昼に試合やってそのままイベント会場にかけつけてくれるとか、
あんたやっぱり『プロレスラー』だよ。泣けた。
宮妃彩さんの楽曲も僕がRec&Mixしていますが、
ただアイドルからしっかりとした個性をもったボーカリストに成長したなぁと
思います。芯がとおった、すきとおるような歌声が印象的です。
曲もアレンジも最高!非常にクオリティの高い仕上がりだと思います。
対極的に『DevilishALICE』の発売も感慨深いものとなりました。
ディレクション、アレンジ、プロデュースといった、
ひとのものをいじりまわすことのスペシャリストが、
自分たちらしさにこだわり抜いたのがこのアルバム。
己をさらけ出すことがどれだけ不安で、つらいことなのか。
元来僕ら裏方気質ですから、そりゃーもう悩みましたよ。
でもそうやって生まれた音楽が、体の中にしみこんできて、
ようやく一体感が生まれてきました。
否定ばかりではなにも始まらない。
向き直って肯定すること、受け入れることで、またあらたな未来が拓けていくのだと。
そんな思いのつまったアルバム『DevilishALICE』。
ぜひ聴いてくださいm(_ _)m